町に暮らす　建築設計デザム

  

この住宅は、飛騨市による3種類の補助金を受けて改修します。

一つ目は、景観補助金、工事費の1/3且つ上限30万

二つ目は、三世代同居世帯等補助金、新築の場合上限40万
改修の場合は工事費の1/3且つ上限30万

三つ目は、飛騨市木質燃料等ストーブ補助金
本体価格が15万以上のもので1/3且つ上限10万

皆さんも、改修、新築の計画のある方はこの制度を利用してください。





  

7年前に竣工した房総半島千倉の家の外壁をリニュアル

千倉は2月に花が咲くほど温暖な地域だが風は半端ではない。
飛騨の台風時のような風が常に吹いている。
完成1年目にして台風の直撃に会い、杉板に施した塗装が落ちてしまった。
塗料は浸透性のあるキシラデコールを使用したのだがものの見事に塗装前の白木状態である。
メーカーの説明によると、杉板の新材は表面が削ってある為に中まで浸透しにくくその上、海に近いため風に砂が混じり、サンドブラストのような状態になったためとのことだった。
杉板も7年経過し経年変化で味わい深い表情を醸し出してきている。
これなら後、10年程度は持つだろうとたかをくくっているのだが...........






  

春慶塗の飛騨箪笥
母か祖母が嫁入り道具としてもったきた物だろうか
春慶塗の赤に金具の黒がよく似合う
実にシンプルで飽が来ない造りである
今時は必要以上にデザインされたモノがあふれている
デザインならまだしもデコレーションの極致
無駄を省き必要最小限の細工
デザインとはこうありたい